1. はじめに
最近、ChatGPTにCanvaプラグインが追加されました。この機能を使えば、簡単にデザインを探せるということで、早速試してみました。本記事では、Canvaプラグインの使い方や実際に使用した感想をシェアします!
2. Canvaプラグインって何ができるの?
Canvaプラグインは、希望するデザインテンプレートを探してくれる便利なツールです。でも、完全にAIがデザインを作ってくれるわけではなく、あくまでテンプレートを提供するだけです。例えば、「Facebook広告用のビジネス向けデザインが欲しい!」とプロンプトで入力すると、条件に合うテンプレートを提示してくれます。その後、自分でカスタマイズする必要がありますが、テンプレート探しの時間を節約できます。
3. ChatGPTでCanvaのデザインを探すメリット
Canvaプラグインを使うと、以下のようなメリットがあります:
- 複数の条件で検索可能:特定の用途やスタイルで絞り込みやすいです。
- 候補を絞ってくれる:多すぎる選択肢に悩まずに済みます。
- Canvaに移動しなくていい:全てChatGPT内で完結します。
例えば、「Facebook広告に使えるクールなデザイン」と言うだけで、いくつかの候補をすぐに表示してくれます。
4. Canvaプラグインの気になる点
もちろん、完璧ではありません。特に、提案されるデザインがプロンプトに合わないことがあります。この点については、プラグインの今後のアップデートに期待です。
5. Canvaプラグインの導入手順
Canvaプラグインを使うには、まず「ChatGPT Plus」に加入する必要があります。その後、「Settings & Beta」から「Beta features」を有効にし、プラグインストアでCanvaプラグインをインストールすれば完了です。
プロンプトの例:地方の美容室向けポスティング用フライヤーデザイン
地方の美容室『sample』でポスティングに使えるフライヤーデザインを教えてください。2024年7月29日にオープン予定で、ターゲットは20代~30代の女性です。店舗の雰囲気はカジュアルで、グリーンを使用した柔らかい感じです。
使用例
ポスティング用のフライヤーデザインを探す場合、ChatGPTに「地方の美容室でポスティングに使えるフライヤーデザインを教えてください」と入力するだけで、いくつかの候補を提示してくれます。ビジュアル的なスタイルや内容を考慮して、自分の美容室に合ったデザインを選び、Canvaで編集して完成させることができます。


7. まとめ:早さ重視ならCanvaプラグイン
Canvaプラグインは便利ですが、デザインの精度を求める場合は本家のCanvaで探すほうが良いでしょう。ただ、手軽にデザインを探したい場合には非常に役立ちます。

1989年福岡県生まれ。福岡大学応用物理学科卒業後、WEBデザインのフリーランスを経て、福岡のWEBデザイン会社で経験を積む。2013年に独立し、goapとしてロゴやWEB、パンフレット、名刺、パッケージ、のぼり、看板など様ざなまデザインからマーケティング、コンサルティングを展開。受賞歴あり。2023年に法人化し、AIとメタバース事業も追加。株式会社goapを設立。